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もくじ
「1%のひらめきと99%の努力」
「1%のひらめきと99%の努力」
あなたはこの言葉の意味をどう認識していますか??
私はこの本を読むまで、
「天才と呼ばれる頭のいい人は、私達一般人とは違って特別。才能があるから成功する。そう思われがちだけど実際はそうじゃなくて、頭のいい人でもみんな死ぬほど努力して成功している。だから努力が大切なんだ!!」
そう思っていました。
実際、世の中で成功している人達の著書を読んでいると、みんな泥臭く、死ぬほど愚直に努力をしているし、
そんな本を読んでいると、
「よし!自分も頑張ってみよう!」
と背中を押してくれて、気持ちを鼓舞してくれますよね!
しかし、ひろゆきさんいわくこの言葉の本当の意味は、
「1%のひらめきすらなければ99%の努力は無駄になる。」
という意味なんだそうです。
「努力は必ず報われる。」という言葉があるように、
「努力すれば必ず成功する。だから頑張るんだ!!」という考えを持っていた私には新鮮な言葉でした。
ただやみくもに努力するだけじゃダメなんです。
大切なことは「生きる力、考える力」正しい選択をして、努力の方向性を間違えないこと。
大学生で会社を立ち上げ、今はフランスのパリで生活しているひろゆきさん。
普通の人とは少し違った人生を歩んできた方の「考え方の考え方」がこの本には紹介されていました。
自分とは全く合わない人に対して【前提条件が違う】
学校や職場、集団の中で生活をしていると必ず一人や二人「この人とは合わないな・・・。」
と感じる人がいると思います。
普通の人は、おそらくその人に嫌悪感を抱き、自分の目の前から排除しようとする動きをとると思います。
その時、ただ嫌悪感を抱くのではなく、「この人とは前提条件が違うんじゃないか?」という視点で見てみる。
そうすると、「その人と自分のどんな所が違うんだろう?」となり、それがインプットになる。
人間関係は、その人とちょうど良い「距離感」を保つことだと思っていた私には新しい視点でした。
ヒマを作る。「時間は余るもの」ではなく「作るもの」
毎日忙しく、予定をパンパンに詰め込んで毎日走り回っている人、あなたの周りにいませんか??
私も営業の仕事をしていた時、そんな人を見て、「自分ももっと予定入れなきゃ!」みたいな感覚でした。
「ヒマ=悪」という感覚だったんだと思います。
しかし本書では「片手は常にあけておけ。」と書いてあります。
「ヒマを作る努力をする。」
常に目の前のことで手一杯になっていたら、チャンスを掴み損ねる。
チャンスを掴む練習より、常にチャンスを掴める状態にしておくことが大切。
「時間は余るものではなく、作るもの。」
私も人生で大切なものは「時間」だと考えていたので、この言葉にはとても共感できました。
優先順位のつけ方【後悔の減らし方】
目の前に「やらなきゃいけないこと」が沢山あると、どれから先に手をつけていいかわからず頭の中がぐちゃぐちゃになる。
そんな経験をされた方もいると思います。
それは「優先順位の軸」が定まっていないから。
そこで重要なのが「それは修復可能か?」という考え方。
例えば・・・
- 7日後にテストがある→1日あれば大丈夫なのであれば1日だけ勉強して、後は遊べばいい。(修復可能)
- タバコはやめない→タバコによって肺は黒くなるが、禁煙を10年すれば細胞が生まれ変わり綺麗な肺になる(修復可能)
後から挽回できるものは後回しでもイイ、逆に今しか出来ない事、後から取り返しのつかないものは優先順位を上げる。
そうすることで「後悔の数」を減らすことが出来ます。
「これは後から取り返せるものか??」
あなたも迷った時は、このフレーズを思い出してみては??
仕事はゲーム感覚で臨むぐらいがちょうどいい
「仕事はゲーム感覚で。」
この言葉だけを聞くと、
「仕事なんて遊びみたいに適当にやればいいんだよ。」みたいなニュアンスにも取れそうですが、少し違います。
「自分なりに仕事をする中で楽しめるポイントを創意工夫して(ゲーム性を)見出す。」という事。
例えば・・・
- ピザの宅配は、通常1時間かかる配達先を、裏道を探して30分で済ませ、後の30分は友達の家でゲームをして帰る。
- ポスティングの仕事は、与えられたエリアで探検気分を味わいながら、全ての家にポスティングをする。
求められていることは最低限こなしつつ、いかに自分の楽しめるポイントを見つける事が出来るかが働く上でのコツ。
あなたも、今の仕事がもし退屈だと感じているのなら自分なりの楽しめるポイントを探してみてはどうでしょうか??
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要するにタダです。
下に「1%の努力」の目次を載せておきます。
気になるトピックをぜひ探してみて下さい!
きっとあなたの役に立つ考え方が学べるはずです!
参考
エピソード1
団地で働かない大人たち「前提条件」の話
- エッグスタンドのある家
- 赤羽の話から始めよう
- 子ども部屋おじさん
- 守るべきラインはどこのある
- 弱者の論理
- チャンスの前髪を捕まえよう
- お小遣い制度の人にはわからないこと
エピソード2
ツボに何を入れるか「優先順位」の話
- 大学生に話しておきたい事
- 最初に買ったパソコン
- 捨てるものを決める思考法
- 利子だけで暮らそうとした
- 9つのバイトが教えてくれたこと
- 世の中は高校生レベルで成り立っている
- キャパオーバーする瞬間
エピソード3
なくなったら困るもの「ニーズと価値」の話
- できるけど、やりたくないこと
- 仕事の正しい選び方
- 出過ぎた杭は打たれない
- 潰されていった天才たち
- 性善説を前提にしよう
- 価値があるように見せる
エピソード4
どこにいるかが重要「ポジション」の話
- 自由な広場とホール
- 僕のポジション取りを語ろう
- いってはいけない事を言う
- 逆張り VS 紋切り型
- 偉い人と現場仕事
- 日本を一つの村としてみる
- ユニークな人が生き残る
エピソード5
最後にトクをする人「努力」の話
- 成功率を上げる方法
- トップが下を殺しうる
- ラクを追いかけてラクが出来な矛盾
- みんなで解決するという神話
- 社会システムが悪いんだ
- 権威に弱い自分
エピソード6
明日やれることは今日やるな「パターン化」の話
- 僕は天才タイプじゃなかった
- ヒマをヒマでなくす技術
- 天才を支える人
- 頑張る方向を見定める
- ゼロからの実績作り
- お金儲けの上にあるもの
- 予測不能なものに対価を
- 個人主義の度合い
エピソード7
働かないアリであれ「余生」の話
- あらゆることを調べつくせ
- 肉屋を応援する豚
- さも意味ありげ生きられるか
- パリの働かないアリたち
- 世界中に善意はある
- 最後に全て笑い話にできる
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今回は以上です。
最後まで読んでい頂きありがとうございました!!