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読書

【「超一流の雑談力」読書感想文】~雑談が苦手でも大丈夫!コツがあり~

2021年9月15日

 

悩み多き棒人間
今回は、安田正さん著「超一流の雑談力」について、

印象に残った部分を紹介していきたいと思います。

 

 

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 雑談がうまくなりたい方
  • 話すのが苦手な方

 

この記事は5分程度で読めます。

 

相手が自然と話し出す質問フレーズ

自然と話し出す

 

会話を広げ、相手に気持ちよく話してもらう、そのために著者がおすすめする質問フレーズは、

 

「何か特別なことをされてるんですか?」 だそうです。

 

なぜかというと、

人は髪形を変えたり、こだわりのアイテムを身につけていたりすると、そのことに気づいてほしいという欲求を抱く生き物だから。

自分が生活の中で頑張っていること、こだわっていることを褒められると誰だって嬉しいワケです。

 

そこを刺激する質問が「何か特別なことをされているんですか?」というフレーズです。

 

相手はきっと、まんざらでも無い感じで自分のこだわりを話してくれます。

 

そして相手のこだわりを深掘りしていく。

 

そうして個人的な話をしてもらうことで、相手との距離感がぐっと縮んでいきます。

 

しかしこの質問をするまでに、相手の欲求や興味のポイントに気づくことが重要です。

相手の表情が明るくなったり、何かキーワードを見つけたりした時は相手の表情をよく見てください。

また、相手の服装、身だしなみなど、相手をよく見る事です。

 

相手のストーリーを聞くように質問する。

ストリーを聞く

 

いきなりですが、あなたに質問です。

相手が高そうな腕時計をしていましたので、あなたは「カッコいい時計ですね!」というと

相手は「いえいえ、たいしたものじゃないですよ。」と謙遜。

ここから話を広げるとき、あなたならどんな質問をしますか??

 

「どこのブランドですか??」

「いくらしたんですか??」

「どこで買ったんですか??」

 

こんな質問を思い浮かべた人もいるんじゃないでしょうか?

 

もちろん間違いではないのですが、

あなたが時計好きで、時計に詳しくなかったら、そのあとの会話に行き詰りそうな気がしませんか?

これって「相手が持っている時計」についての質問になってるんですよね。

 

しかし、これを「この時計を持っている人」に対する質問にしてみましょう。

 

hiro
その時計カッコいいですね!!

 

いえいえ、たいしたものじゃないですよ。
悩み多き棒人間

 

hiro
そんなことないですよ!何か大切な時計なんですか??

 

実は、娘が誕生日に買ってくれた時計でして・・・
スッキリした棒人間

 

といった感じで、「モノ」に焦点を当てるのではなくて、「モノを持っている人」に焦点を当てると

その人の背景、ストーリーなどより距離の近い会話ができます。

 

しかし何も考えず、ポンと質問するのではなく、

「この質問をすればどんな感じの答えが返ってくるか。」最低限のシュミレーションをするクセづけもしておきましょう。

 

親近効果を使う。

親近感

 

心理学の言葉で、「初頭効果」と「親近効果」というものがあります。

ざっくり説明すると・・・

「初頭効果」→出会い頭の印象が記憶に残りやすい

「親近効果」→終わりの印象が記憶に残りやすい

というものです。

 

つまり最初の印象と同じぐらい、最後の印象も大切ということです。

 

良い終わり方をすると、次会う時により距離を縮めやすくなるという見方もできます。

具体的な方法として、著者は「相手をメンターにするのが良い」と紹介しています。

メンターというのは「指導者」「顧問」などいわゆる「先生」のような意味です。

 

「今日はありがとうございました。本当に勉強になりました。引き続きいろいろな事教えてほしいです。」

 

という気持ちを相手に伝える。

 

具体的なフレーズとしては

 

「本日はお時間を頂き、本当にありがとうございました。特にOOのお話は雷に打たれた衝撃でした。」

そして最後に「OOさんのファンになってもいいですか??」というようなことを伝えられると、相手に強い印象を残すことが出来ます。

 

心理学の言葉で「返報性の法則」というものもあるのですが、

これは「相手に何かを与えられたら、自分も相手に何かお返しをしたくなる。」というものです。

 

つまり先ほどのように、相手に好意を伝えると、相手も好意で返してあげたいとなるのです。

 

この方法はなかなか会えない人に会えた時など、

「このチャンスを逃してはいけない!!」という時におすすめの方法だそうです。

 

 

「超一流の雑談力」が気になる方は・・・

読書2

 

ここまで読んで「超一流の雑談力」が気になる方は、下に目次を載せてあります。

気になるトピックがあれば購入することをおすすめします。

 

目次

第1章「超一流の雑談」の始め方

三流は、出会った瞬間に悪印象を与える

二流は、記憶や印象に残らない

一流は、最初の1分で「忘れられない人」になる

  • 「信頼できる」「好き!」と思ってもらえる自己開示
  • 芸能人もよく使うオノマトペ
  • 「ノープラン雑談」から「オチのある雑談」へ
  • 声は、ドレミファソラシドの「ファ」か「ソ」
  • 開口一番は「よろしくお願いします!」から

第2章何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?

三流は、雑談で相手を不快にする

二流は、何も生み出さない雑談をする

一流は、雑談でも信頼を築く

  • 「最初の話題」は天気やニュースなど、当たり障りのないものこそが正解
  • 必要なのは「Funny(笑い)」ではなく「interesting(興味深い)」な話題
  • 人をつかむのは、「雑学」ではなく「使える知識」
  • Yahooニュースではなく、日経産業新聞

第3章思わず心を許してしまう聞き方

三流は、人の話を全く聞かない

二流は、聞いたふりだけうまい

一流は、相手が気持ちよくなる聞き方をする

  • なるほどですね、そうですね、は「話を聞いていない人の反応」
  • ソフトに見つめてテンポよく相づち
  • 「そうですね」で会話を止めず、「一言足して」返す
  • つい話したくなるフレーズ「何か特別なことをされているんですか?」
  • 相手のバックグラウンドや思いを深掘りできる質問をする
  • 「なぜですか?」は愚問
  • 「知ったかぶり」は「テキトー」な印象、能動的な質問は「誠実」な印象を残す
  • 会話が終わったらすぐにメモを取る

第4章出会ってすぐ距離を縮める方法

三流は、人に嫌われて帰り

二流は、すぐに顔と名前を忘れられ

一流は、たった一回の雑談で親友になれる

  • 人は出会って2秒、1万4000の要素から第一印象を決める
  • 「もりもりトレーニング」で食いついたくなる話をする
  • 意見が違うときは「うかつでした!」
  • 褒めるときは「つぶやき褒め」
  • 「ファンになっていいですか?」でハートを打ち抜く
  • 第5章さらに距離を縮める二度目の雑談
  • 三流は、会うたびに評価を下げる
  • 二流は、一向に関係が進展せず悩む
  • 一流は、合えば相手が笑顔になる
  • 「この前教えて頂いたOO、さっそく試させて頂いたのですが・・・」
  • 高価なモノではなく、500円の手みやげを
  • 本人がいないところでも必ず敬語
  • まるで十数年来の友人のような電話をする

第6章相手によって話し方うや話題を変える

三流は、誰に対してもローテンション

二流は、お決まりのワンパターン

一流は、自在にコミュニケーションの型を操れる

  • 世の中には、雑談すべきでない人もいる
  • プライドが高い人は上手に褒める
  • 優しくて話しやすい人は意外と危険
  • さっさと結論が欲しい人にはメリットを
  • 社交的な人には楽しい話を
  • 大人しい人にはペースを合わせてゆっくりと

第7章雑談から本題への移り方

三流は、ただただ迷惑がられ

二流は、検討しますといって帰され

一流は、提案した事を感謝される

  • 「ところで本日は~」は最悪の出だし
  • あくまで雑談からヒントを得た体で
  • 大事な話をするときは、少し、溜める
  • 「ポイントは3つあります」と予告する
  • 何についての話なのか10秒で伝える
  • 沈黙を恐れず慈愛の顔で待つ

第8章今日から始める雑談トレーニング

「できなことがわからない人間」は三流で終わり

「できない」ことを知り、諦める人間は二流で終わるが

できるまで、とことんやりきれる人間が超一流になれる

  • エレベーターで「何階ですか?」と聞く
  • お会計のときに店員さんに一言話す
  • 混んだ居酒屋で店員さんをスマートに呼ぶ
  • アウェイな飲み会やパーティーに参加する
  • 社内の苦手な人、嫌いな人と軽く雑談する
  • インプットした事を社内で話す、ウケる社内スピーチを考える
  • 「謎かけ」を練習する
  • 結婚式などフォーマルな場で、おもしろい乾杯のあいさつをする

 

気になるトピックはありましたか?

 

 

 

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今回は以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

  • この記事を書いた人

hiro

学ぶことが好きな一般男性。 自分が興味のある資格取得など、日々勉強しています。 【取得】FP3級/FP2級/漢検2級/簿記3級/色彩検定3級/ITパスポートetc・・・ 【経歴】ブラック企業で身体を壊し退職。廃人ニート、日雇い労働など、様々な経験を通し、 社会人になってからでも「学び成長すること」は大切だと痛感。 自分の経験が、働く人の「学びのキッカケ」になって欲しいと思い「hiro'sblog」を開設。 資格取得だけでなく、日々の中での経験を「学び」としブログに投稿。

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