資格勉強

色彩検定3級の勉強時間はどれくらい必要?独学で合格した私の勉強法

2021年12月16日

悩み多き棒人間
色彩検定3級の資格に興味があるんだけど

どんな風に勉強したら合格できる?独学でも大丈夫?

 

私は先日、色彩検定3級に独学で合格しました。今回は私の勉強法を含め、色彩検定3級について紹介していきますね!
hiro

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 色彩検定について知りたい人
  • 色彩検定3級を独学で勉強しようか迷っている人

 

この記事を読めば、色彩検定についての基本的な知識と、

「独学で勉強して合格するにはどれぐらいの時間が必要か?」

「どんな教材を使えばいいか?」など合格までの具体的なアクションプランを知ることができます。

 

 

「色彩検定3級とは?みたいなのはもういいから、すぐに勉強方法だけを知りたい!」という方は

ここをタップすると、勉強法の項目に飛びます。

 

この記事は5分程度で読めます。

 

色彩検定とは??

色彩検定とは1990年から累計150万人以上の方が受けている、文部科学省後援の公的資格で、

色の基礎から、色の組み合わせ方、専門分野における利用など、幅広く学習することができる資格です。

 

あなたの身の回りにはあらゆる「色」が存在していますよね?

ファッションだったり、インテリアだったり・・・。

それを上手にコーディネートできる人ってあなたの身の回りにいませんか?

 

そんな人をみてあなたはきっと

「センスがいいなぁ。。」

「オシャレな人だなぁ。。」

って思いますよね??

 

その人達はきっと日常生活の中で色を意識していて、感覚的に「この色とこの色は合う」ということを理解しているんだと思います。

 

でも実は、色の合わせ方って感覚的ではなく、しっかり知識として学習することも出来るんです。

 

もしあなたが「私には色のセンスがない。。。」と感じた経験があるのなら、色彩検定を通して色に対する考え方、見え方が変わるはずです!

 

色彩検定は、そんな「色の知識」について学べる資格なんです。

 

色彩検定のメリットは?

色彩検定を勉強して得られるメリットは以下になります。

  • 様々な分野で活躍できる知識が身に付く。
  • 自分のセンスを磨くことができる

 

様々な分野で活躍できる知識が身に付く。

色の知識は様々な分野で必要なものです。

具体的な職業でいうと以下のようなモノがあります。

参考

  • アパレル販売
  • ネイリスト
  • 美容師
  • 企画・広報
  • グラフィックデザイナー
  • 建築デザイナー
  • 塗装業
  • パティシエ
  • 営業
  • フラワーデザイナー

この他にもまだまだあります!

 

私達の身の回りは色で溢れています。

白は清潔感だったり、青は爽やかさ、赤は暖かさを感じたりと・・・。

 

人は、色を通して様々な印象や影響を受けます。

そういったことから、色と全く関係ない業界はほぼありません。

 

それぐらい「色」と「人」というのは密接な関わりがあるんです。

なので、色の知識は、様々な業界で役立つ知識と言えます。

 

自分のセンスを磨くことができる

「色の知識」は仕事だけでなく、生活の中でも発揮することができます。

 

ファッションはもちろん、部屋のインテリアだったり、、、私の場合は、このブログの配色なんかにも使えそうですね。

 

自分自身のセンスで服や部屋をコーディネート出来たら、お気に入りの場所になったり、愛着のわくものになりそうですよね!

 

こんな風に私生活にも落とし込めるので、色を通して自分の生活を豊かにすることもできるんです。

 

 

色彩検定3級の受験資格はなし!

色彩検定に受験資格は特にありません

色彩検定はUC級、3級、2級、1級とありますが、どの級からでも受験が出来ます。

 

1度に3級、2級の試験を受けるという併願も可能です。

併願される場合は1度に申し込む必要があります。

 

別々で申し込むと、受験会場がバラバラになってしまう可能性があるので注意しましょう!

 

 

色彩検定3級の受験日は年2回

色彩検定3級の受験日は年に2回。

6月と11月です。

受験会場は全国にあって、自分の所在地から近くの会場が選ばれます。

 

ネット受験の対応は現在のところしていません。

 

受験日を意識しながら、勉強の計画を立てていきましょう!

 

合格率は70%程度

色彩検定3級の合格率は約70%程度です。

2020年度の受験者数は22,498人で、合格率は76.3%でした。

例年こんな感じの合格率になっています。

 

合格率だけみると比較的取得しやすい資格なのかなと思います。

 

しかし3級は基礎知識を問われる部分になるので、しっかり理解しておかないと、のちのち2級、1級を目指すのであれば苦戦すること間違いなしです。

 

3級だからと言って油断せず、しっかり勉強しましょう!!

 

 

3級の受験料は?申し込み方法は3つ

受験料は、¥7,000です。

 

そして色彩検定の申し込み方法は、以下のとおりです。

メモ

  • ネット申し込み
  • 郵送での申し込み
  • 書店での申し込み

 

ネットから申し込む

PC、スマホから申し込むことができます。

決済はクレジットカード決済かコンビに決済のいずれかです。

必要事項を記入し、申し込めばメールが届き、後日受験票が郵送されてきます。

ネット申し込みが一番手間なく申し込めるのでおすすめです!

 

郵送で申し込む

事前に色彩検定協会から、願書を請求して必要事項を記入し郵送で申し込む形になります。

受験料は、郵送の際、郵便窓口で現金書留で支払います。

 

書店から申し込む。

全国の書店で検定料を支払い、領収書・願書・専用封筒を受け取ります。

願書に必要事項を記入し、専用封筒で郵送します。

 

試験概要は?

試験概要は以下のとおりです。

参考

出題形式・・・マーク式(4択問題)

試験時間・・・70分

問題数・・・設問15問(多少前後する可能性あり)

点数・・・200点満点

合格点・・・140点(例年70%程度)

設問が15問あって、それぞれに2問か6問か10問の小問があるイメージです。

点数配分は小問1つにつき23点です。

 

合格点が140点程度なので60点分なら間違えても大丈夫な計算です。

 

私が今回受験した試験は小問が全部で98問あったので、ざっくり30問以下の間違いだったら合格ラインに手が届きます。

 

試験会場の雰囲気は?

試験会場は、私が受験した時は20代~30代の女性が多いのかなという印象ですが、50代~60代の男性や女性の方もいらっしゃいました。

年齢も性別もバラバラです。

みなさん趣味や仕事で受験されている方、様々なんだろうなという感じでした。

 

 

【一発合格】色彩検定3級の勉強法

 

では私が色彩検定を合格するまでの勉強内容について紹介していきます!!

 

教材は?

 

まず、私が購入した教材は以下の2点です。

 

【テキスト】

 

全207ページで、全カラーページです。

本書は試験に出題されやすい順番に掲載されているの構成なので、無駄なくそして効率よくインプットできます。

 

全8章からなる構成で、章の最後には抑えておくべきポイントや、アウトプット用の練習問題が掲載されています。

 

また巻末には、模試試験と直前の知識チェックのページもあるので、本番に向けた試験対策もできますし、試験日直前の知識の見直しもできるようになっています。

 

私自身、色彩検定は全くの初学者で、参考書は出来るだけ見やすいのがいいと思っていたので、本書の構成は自分にぴったりだと思い購入しました。

実際私はとても勉強しやすかったです!

 

ちなみにですが、、、

試験当日、私が試験会場に到着し周りを見ていると、ほとんどの人が「公式テキスト」でした(^-^;

 

 

やっぱり色彩検定協会が出版しているというだけで、非常に信頼感がありますもんね。

「これ買っとけば間違いない!!」みたいな!

 

「王道のテキスト」か「自分に合ったテキスト」か、あなたに合うと思った方を選んで下さい。

 

【問題集】

 

「問題集だけ」というものを書店で探していたのですが、「テキスト&問題集」というかたちの書籍しかなかったのでこちらの色彩検定協会の問題集を購入しました。

 

2・3級の過去問1回分が掲載されています。

 

もっと色んな年度の過去問を解いた方がいいかなと思ったのですが、結果、購入したテキストに掲載されたいた模試と、本書の過去問1回分の2つで合格することが出来ました。

 

勉強期間は?

私が色彩検定3級に合格するのにかかった期間は約3ヵ月です。

「3ヵ月かかった」というよりは「3ヵ月前から勉強を始めた」という感じです。

 

私の場合、仕事の都合上、毎日机に向かって勉強することが難しい状況だったので、余裕を持って3ヵ月前という期間を設定しました。

 

ですので、毎日勉強時間が確保できるのであれば、もっと短期間でも合格は出来ると思います。

 

勉強時間・勉強内容は?

私が色彩検定3級の勉強に掛けた時間は合計で約23時間です。

 

以下、私の勉強内容と時間の内訳です。

  • テキスト読み込み×2周→16時間
  • 模試・過去問×6回→7時間

 

テキスト読み込み×2周

1周目は流し読みで、2周目からアンダーラインを引きながら読み込みました

 

私が購入したテキストは全8章の構成なので、1章を読み終えるのがだいたい1時間程度。

 

なので、全て読み終えるのに8時間。

それを2回繰り返したので16時間です。

 

模試、過去問×6回

模試・過去問をそれぞれ3回ずつ繰り返し解きました。

テキストを2回読み終えてから、1回目は知識がどれだけ身についているのかの確認。

 

2回目は1回目で間違えた部分をさらっと復習してから、再度確認のため。

 

3回目は試験の1週間前に、本番を想定してしっかり時間を計りながら解きました。

 

1回の試験が70分。

それを6回繰り返したので420分=7時間です。

それ以外は自分の苦手な分野をパラパラとテキストを読んでいた感じです。

 

得点源につながるアドバイス

私が受験した中で感じた

「ここは押さえた方がいい!」というポイントを紹介します。

良ければ参考にして下さい。

 

以下の3点です。

メモ

  • 色相環を覚える
  • PCCSのトーン概念図を覚える
  • 慣用色名を覚える

色相環を覚える

「色相環」とは以下のような図を言います。

 

色相環図

引用元:色彩検定協会

 

この図を試験用紙の余白に書いておいてください。

全てを覚える必要はありません。

イメージで言うとこんな感じです。

 

色相環 簡易

 

「この色は図のこのあたりかな。」

「この色向い側の色はこれだろう。」

ぐらいのざっくりした位置関係や番号を把握できていればOKです。

試験の問題で問われた時にパッと見て確認できるので、役に立ちます。

 

PCCSのトーン概念図を覚える

PCCSのトーン図とは以下のような図です。

トーン概念図

引用:色彩協会検定

 

これも問題用紙の余白に書いておくことをおすすめします。

トーンの名前、色の持つ印象、位置関係を覚えておいてください。

 

トーン概念図 簡易

 

こんな感じで書けるようになればOKです。

問題で問われた際にすぐ確認できるので役に立ちます。

 

慣用色名を覚える

試験問題の最後はだいたい慣用色名が問われることが多いです。

覚えさえすれば確実に得点源になるところなので、抑えておきましょう。

 

 

「独学は厳しそう」という人は?

ここまで読んで、

「やっぱり独学だと不安・・・」

と思ったあなたには通信講座をおすすめします。

 

「自分のペースで勉強出来る。」

「スキマ時間に勉強できる。」

 

独学のメリットは残しつつ、講師からの手厚いサポートも受けれるので、「独学は難しそう」だと思ったあなたにはピッタリだと思います。

 

情報収集の一環として、資料請求だけでもしておきましょう。

もちろん資料請求は無料です。

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また、動画学習では「オンスク」がおすすめです!

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1ヵ月間、毎日勉強する時間が確保できるなら、教材費を抑えて資格取得を目指すことも可能です。

 

興味のある方はぜひこの記事を参考にして下さい。

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まとめ

以上が私が合格まで実践した勉強内容です。

基本的な部分をしっかり押さえていれば、色彩検定3級は独学でも十分に合格可能です!

 

私自身も楽しく勉強を続けることができ、合格もできたので大満足の結果です。

 

この記事をキッカケにあなたが色彩検定3級の勉強を始めてくれたらうれしいです(^^)/!

 

ぜひ合格目指して頑張ってください!!

応援しています!!

 

【テキスト】

 

 

【問題集】

 

今回は以上です。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

  • この記事を書いた人

hiro

学ぶことが好きな一般男性。 自分が興味のある資格取得など、日々勉強しています。 【取得】FP3級/FP2級/漢検2級/簿記3級/色彩検定3級/ITパスポートetc・・・ 【経歴】ブラック企業で身体を壊し退職。廃人ニート、日雇い労働など、様々な経験を通し、 社会人になってからでも「学び成長すること」は大切だと痛感。 自分の経験が、働く人の「学びのキッカケ」になって欲しいと思い「hiro'sblog」を開設。 資格取得だけでなく、日々の中での経験を「学び」としブログに投稿。

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